PKULiSH7!

最高で最強のアイドルになるんだ…!

大佐っ!それは!それはイケません!!!!

 

 

    ゴリラーズ・ハイというものを知っているだろうか。

ゴリラーズ・ハイを経験した者は語る。

脳ミソをゴリラに鷲掴みにされているような………!ああ、おそろしや!

 

 

    我々は窮地に立たされていた。

B+に足をかけているのである。

少佐兼参謀の自分がなにか考えなければ、もうあとがない。

 

「大佐!自分に考えがあります!」

こじか隊員!言ってみたまえ!」

「ハッ!」

 

  • トルネードがスペシャルのブキを選び、えりん大佐が敵陣に、自分は自陣に打ち込む。
  • 敵が、死角から接近してきた場合、2ナイス。


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こじか一等兵!でかした!それでいくぞ!」

「サー!イエス、サー!」

 

    我々は、各々選んだブキをもち、戦場へと足を向ける。

ステージは、Bバス。

敵にはSがいた。

我々の相手として不足なし。

さぁ、こちらの力を見せつけようじゃないか!

 

Ready  Go !!!!

 

    戦いの火蓋が切って落とされた。

まずはスペシャルをためるために塗り尽くす。

自陣エリアをとり辺りを見回す。敵は来ていないようだ。

スペシャル起動!

発射!!!!

自陣は取れていたので敵陣に打ち込む。

エリアゲット!!!

カウントが始まる。

のうのうと、カウントを聞いている場合ではない。

敵は!?どこだ!!!!

 

メーデーメーデー!!!!!右から敵が回り込んでいる!!!!!」

 

    すこし目を離していた隙に右から回り込まれ、気付いた時には、私はインクの一部と化していた。

号令は間に合ったのか!?大佐は!?

あ、ああああ!!!

大佐あああああ!!!!!!!!

大佐が私を殺したゴリラをインクに変える!!

 

「大佐ああああああ!!!!!!自分、大佐に一生ついていきますうううう!!!!」

「ナイス」

 

    あぁ、大佐。

あなたはとても、大佐です。

大佐、お慕い申し上げます。

 

 

    目が覚めたとき、私を包み込んだのは心地のよい光と圧倒的な敗北感だった。

そうか、昨日は……。

徐々に昨日の出来事が頭のなかをめぐる。

そういえば、先程から右手が痛い。

Twitterを見て愕然とした。昨夜、Twitterで暴れまわっていたのは正しくゴリラだったのだ。

 

 


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ゴリラゴリラ。